平成30年度 市立池田病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 566 151 217 279 503 735 1672 3485 2534 588
当院を退院した患者様の年齢を10歳刻みで集計。70歳代の患者様が一番多く、次いで80歳代60歳代と近年の高齢化社会と当院の患者層が同じであることがわかります。 また、0歳から9歳までの小児患者が多く入院していることもわかります。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 副傷病なし 269 2.90 2.67 0.00% 73.85
060050xx97x00x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍 その他の手術 処置2なし 副傷病なし 118 11.31 10.42 1.69% 77.45
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 85 8.84 7.75 1.18% 68.26
060340xx03x00x 胆管結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 処置2なし 副傷病なし 78 12.63 10.08 6.41% 75.81
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患 手術なし 58 2.93 2.99 0.00% 78.38
消化器内科では、肝臓癌・胃癌・大腸癌・膵臓癌・胆管癌などの悪性疾患、胃十二指腸潰瘍・腸閉塞・胆管炎・膵炎・大腸憩室炎・憩室出血などの急性疾患、肝硬変・炎症性腸疾患などの慢性疾患に幅広く対応しています。
消化器外科・放射線科との緊密な連携のもと、診断・治療を行っています。
肝臓癌は、外科的手術の他、エコーガイド下のラジオ波治療、血管カテーテルを用いた肝動脈塞栓術を行っています。
大腸ポリープや早期の胃癌・大腸癌は、内視鏡的に切除しています。
進行癌に対する化学療法・分子標的薬治療も年々進歩しています。
消化管出血・胆管結石に対しては、内視鏡的治療で迅速に対応します。
消化器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア 15歳以上 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 125 4.36 4.96 0.00% 70.42
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 109 7.18 7.30 0.00% 61.94
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 54 6.00 5.49 0.00% 38.98
060035xx01000x 結腸の悪性腫瘍 結腸切除術等 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 46 15.26 15.30 0.00% 75.46
060020xx02x00x 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 処置2なし 副傷病なし 37 15.89 16.49 0.00% 73.03
消化器外科は、北摂2次医療圏の外科中核病院として、がん診療を中心に診療していますが、ヘルニアなどの良性疾患に対しても専門外来を設け、積極的に対応しています。
平成30年の総手術件数822例、全身麻酔症例が691例であり、うち腹腔鏡手術は458例でした。がんの手術は、胃がん54例、結腸がん75例、直腸がん43例、肝がん(原発生、転移性)46例、膵がん14例、胆道がん16例でした。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 その他の手術 片眼 926 2.63 2.84 0.00% 77.15
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 その他の手術 処置1:水晶体再建術 処置2なし 19 6.63 7.05 0.00% 71.47
020240xx97xxx0 硝子体疾患 その他の手術 片眼 18 5.67 6.16 0.00% 69.50
020250xx97xxxx 結膜の障害 その他の手術 14 2.14 3.37 0.00% 78.86
020160xx97xxx0 網膜剥離 その他の手術 片眼 - - - 9.75 -
白内障手術は、片眼1-2泊の短期入院を基本として、術後により良い見え方(Quality of Vision)を実現するために十分な術前検査と正確で低侵襲な手術を心掛けています。成熟白内障やチン氏帯脆弱などの難治例、また先進医療施行施設として多焦点眼内レンズを用いた白内障手術にも対応しています。水晶体・眼内レンズの脱臼例に対しては、主に眼内レンズの安定が良い強膜内固定術を行なっています。
増殖糖尿病網膜症・硝子体出血・網膜剥離・黄斑上膜・黄斑円孔など、目の奥(網膜、硝子体)の疾患に対しては硝子体手術を行なっています。高速カッターを備えた硝子体手術装置にて、広角観察システムを併用して小さな傷口から手術を施行しています。
緑内障は点眼で十分に眼圧が下がらない場合に手術を施行しています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1:気管支ファイバースコピー等 処置2なし 99 3.87 3.43 1.01% 71.55
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2:化学療法ありかつ放射線療法なし(4) 副傷病なし 67 11.75 10.00 0.00% 75.16
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 処置2なし 59 19.64 19.06 3.39% 76.73
0400801499x002 肺炎等 15歳未満または市中肺炎 75歳以上 手術なし 処置2なし 副傷病なし A-DROP(2) 57 13.28 15.17 5.26% 84.49
040040xx9908xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 処置1なし 処置2:サイラムザ等(8) 43 9.70 10.62 0.00% 69.23
肺がんは、がんの遺伝子異常などの特徴に基づき、個別化治療が主流となっています。その為には気管支鏡生検による正確な組織診断と遺伝子変異検索などに必要な検体採取が欠かせません。当院では、最新の超音波気管支鏡システムを導入し、安全で適確な気管支鏡診断を心がけています。
また最近注目されているがん免疫療法は、多彩な免疫関連副作用を引き起こしますが、当院では各診療科と連携して対処することができ、安全で有効性の高い治療を提供しております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991x0x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 処置1:前立腺針生検法 副傷病なし 161 2.07 2.53 0.00% 70.96
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 処置1なし 処置2なし 116 7.16 7.20 0.00% 73.49
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 処置1なし 副傷病なし 63 6.27 5.62 0.00% 63.67
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 29 9.79 12.58 0.00% 67.62
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術 副傷病なし 28 6.68 7.13 3.57% 68.25
当科における入院診療は、尿路性器悪性腫瘍、尿路結石、下部尿路通過障害、上部尿路通過障害に対する手術が多くを占めております。
最も多かったのは、前立腺生検法でした。次に多かったのが膀胱癌に対する尿道的内視鏡手術でした。尿路結石に対する経尿道的手術がそれに続き、尿路性器感染症のため入院を要した方も多数いらっしゃいました。前立腺肥大症に対する経尿道的手術も上位を占めています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050130xx99000x 心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 93 19.81 17.66 8.60 81.03
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 処置1:心臓カテーテル法による諸検査 処置2なし 副傷病なし 72 2.49 3.01 0.00% 72.31
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 処置1:心カテ検査+血管内超音波検査 処置2なし 副傷病なし 63 2.22 3.15 0.00% 72.63
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 63 2.44 4.47 1.59% 71.67
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 処置2なし 26 6.46 5.15 0.00% 67.35
1)050130xx99000x
うっ血性心不全(急性心不全、慢性心不全の急性増悪)で緊急入院したが、超高齢や腎機能障害のために、心筋シンチ(SPECT)やカテーテル検査は施行せずに、標準的な心不全治療のみを行った。
2)050050xx99100x
虚血性心疾患(狭心症、無症候性心筋虚血、陳旧性心筋梗塞)の精密検査のために、1泊2日入院を原則に、冠動脈造影検査のみを行った。
3)050050xx99200x
虚血性心疾患の原因となる冠動脈狭窄・閉塞の治療を目的にして、1泊2日入院を原則に、冠動脈ステントやバルーンで冠動脈狭窄を拡張した患者。
4)050050xx02000x
虚血性心疾患の精密検査のために、1泊2日を原則に、冠動脈造影に加えてステント治療が必要かどうか虚血の評価をするために、FFR測定や血管内超音波検査を同時に行った患者。
5)050070xx01x0xx
心房細動などの頻脈性不整脈を、3次元マッピング装置を用いてカテーテルアブレーションで治療した患者。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症 副傷病なし 83 5.14 6.19 0.00% 1.05
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 2500g以上 手術なし 処置2なし 副傷病なし 55 6.96 6.17 5.45% 0.00
040100xxxxx00x 喘息 処置2なし 副傷病なし 52 6.81 6.62 1.92% 2.75
030270xxxxxxxx 上気道炎 46 4.41 4.96 2.17% 1.63
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 処置1:小児食物アレルギー負荷検査 44 1.00 2.14 0.00% 3.11
急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症
 呼吸困難、ぜいぜい、熱などの症状をおこす、ウイルス性または細菌性の気管支の炎症です。細菌性の場合には抗生物質で治療します。

妊娠期間短縮、低出生体重に関連する障害
 産科で出生した新生児のうち、在胎37週になる前に生まれた児、2500gに満たずに生まれた児は、低血糖、新生児黄疸などのリスクがあり、小児科入院管理としています。

喘息
 おもにアレルギーが関係する、気管支の炎症によって、気管支が狭くなる疾患で、呼吸困難をおこします。慢性疾患なので日常の管理が重要ですが、症状が強くなったときには入院管理をすることになります。

上気道炎
いわゆるカゼの仲間の病気ですが、発熱、咳嗽などの症状が強い場合、入院になることがあります。細菌性の場合には抗生物質で治療します。

食物アレルギー
食物を摂取することで発疹などアレルギーをおこす場合に、どのくらい食べることができるのか量を少量から増やして試してみる検査です。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 112 27.06 26.30 66.07% 83.95
070230xx01xxxx 膝関節症 人工関節再置換術等 72 23.14 24.26 44.44% 76.92
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症 人工関節再置換術等 35 25.74 22.27 14.29% 72.17
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術 処置2なし 31 20.90 16.80 16.13% 75.77
160760xx97xxxx 前腕の骨折 その他の手術 26 3.85 5.68 0.00% 55.65
 平成30年度の手術件数は662件であった。人工関節は121件で膝関節が81件、股関節が40件であった。脊椎手術件数は頸椎が19件、腰椎が60件で、頸椎手術症例は麻痺例が多く、転院率が高かった。大腿骨近位部骨折手術件数は95件で人工骨頭が42件、骨接合術が53件で、高齢であることから転院率が高かった。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 処置2:リツキサン(4) 副傷病なし 136 17.46 16.17 0.00% 76.81
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 その他の手術 処置2:リツキサン(4) 副傷病なし 37 23.51 32.36 2.70% 70.81
130060xx97x40x 骨髄異形成症候群 その他の手術 処置2:ビダーザ(4) 副傷病なし 33 23.18 21.33 9.09% 76.61
130030xx99x30x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 処置2:化学療法ありかつ放射線療法なし(3) 副傷病なし 25 17.80 17.10 0.00% 75.64
130010xx97x2xx 急性白血病 その他の手術 処置2:化学療法(2) 20 27.35 40.13 5.00% 62.55
「非ホジキンリンパ腫」はリンパ球から発生する腫瘍の一種であり、年単位で緩徐に進行するタイプから、週単位で悪化するものまで、予後的にも病理的にも非常に幅広い疾患です。化学療法のみで完治が目指せる数少ない腫瘍の一つであり、当科ではこの非ホジキンリンパ腫をのべ年間200-250件の方々を入院にて治療しているほか、外来化学療法室でも行っております。
耳鼻いんこう科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 77 5.92 7.04 0.00% 58.12
030428xxxxxxxx 突発性難聴 55 10.09 9.02 0.00% 63.16
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 53 6.36 7.89 0.00% 23.08
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 44 5.45 5.43 0.00% 41.07
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 35 5.83 5.10 0.00% 68.89
耳鼻いんこう科における入院は、手術が最も多いですが、突発性難聴や顔面神経麻痺に対してのステロイド治療や、扁桃炎、扁桃周囲膿瘍等に対しての入院治療も多くなっています。特に慢性副鼻腔炎の手術患者数は、大阪府下でもトップクラスです。
内分泌・代謝内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100071xx99x110 2型糖尿病(末梢循環不全あり) 手術なし 処置2:インスリン製剤(注射薬に限る)(1) 副傷病:認知症等 85歳未満 81 15.64 15.14 1.23% 72.05
100071xx99x100 2型糖尿病(末梢循環不全あり) 手術なし 処置2:インスリン製剤(注射薬に限る)(1) 副傷病なし 85歳未満 55 14.13 14.27 0.00% 65.16
100071xx99x010 2型糖尿病(末梢循環不全あり) 手術なし 処置2なし 副傷病:認知症等 85歳未満 29 10.17 12.41 0.00% 70.28
100071xx99x000 2型糖尿病(末梢循環不全あり) 手術なし 処置2なし 副傷病なし 85歳未満 28 10.96 11.54 0.00% 65.86
100070xx99x000 2型糖尿病(末梢循環不全なし) 手術なし 処置2なし 副傷病なし 85歳未満 19 11.53 11.05 0.00% 62.58
糖尿病について、重症・緊急から検診での軽症初回指摘糖尿病まで幅広く対応しています。糖尿病の方の手術や化学療法のサポート、糖尿病合併症治療についても常時行っています。重症糖尿病についてはインスリン強化療法(糖尿病を軽くする目的の一時的なインスリン集中治療法)を行い、可能な場合は血糖降下剤内服薬での退院を目指しています。年齢を問わず入院期間は平均14日です。一人暮らしが困難となられた高齢糖尿病では環境調整を行ったうえで退院していただいています。また各種内分泌疾患の精密検査についても数日内での検査入院を行っています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 43 5.88 6.16 0.00% 45.23
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む) 腹腔鏡によるもの等 40 6.80 6.28 0.00% 56.25
120220xx01xxxx 女性性器のポリープ 子宮全摘術等 38 2.16 2.96 0.00% 41.24
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 33 8.82 9.70 0.00% 32.00
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 処置2なし 31 3.00 3.20 0.00% 42.00
当科では、子宮内膜ポリープ、子宮粘膜下筋腫に対する子宮鏡手術や、卵巣良性腫瘍、子宮筋腫等に対する開腹手術と腹腔鏡下手術を行っています。悪性疾患については、子宮頸部異形成に対する子宮頸部円錐切除術や、卵巣癌・子宮体癌に対する手術療法を行っています。
総合内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし 副傷病なし 55 21.22 20.92 10.91% 87.85
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 34 11.85 12.58 8.82% 79.65
070510xx99xxxx 痛風、関節の障害 手術なし 15 14.47 11.80 0.00% 79.80
0400800499x00x 肺炎等 15歳以上かつ市中肺炎以外 75歳以上 手術なし 処置2なし 副傷病なし 13 11.46 18.59 0.00% 87.62
0400801499x002 肺炎等 15歳未満または市中肺炎 75歳以上 手術なし 処置2なし 副傷病なし A-DROP(2) 12 15.17 15.17 8.33% 86.83
総合内科では、感染症を中心に特定の臓器に限らず幅広い疾患を扱っています。また原因臓器/疾患が特定出来ない急性疾患、不明熱などを多く担当しています。高齢化にともなって複数の疾患が併存していることも多く、老年医療もその役割の中心となっており、特に誤嚥性肺炎においては肺炎という臓器の問題としてではなく、全人的に捉えて多職種と連携して対応に当たっています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 その他の手術 処置2なし 81 2.25 3.15 0.00% 74.42
050180xx02xxxx 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 38 3.18 2.85 0.00% 68.79
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 処置2なし 副傷病なし 31 3.68 8.75 0.00% 72.23
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍 皮膚悪性腫瘍切除術等 処置2なし 23 5.52 8.16 0.00% 77.13
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍 その他の手術 処置1なし 22 4.14 4.86 0.00% 58.45
・地域の眼科開業医の先生方や、当院の眼科と連携し、眼瞼下垂、眼瞼内反症をはじめとした眼瞼・眼窩関連疾患を数多く扱っています。
・下肢静脈瘤に対しては大伏在静脈が原因の症例は高周波(ラジオ波)による血管内焼灼術をメインに施行しております(症例によっては静脈抜去術)。小伏在静脈が原因の症例は高位結紮を主に行い、症例によっては外来で硬化療法を追加します。
・皮膚科と連携し、皮膚悪性腫瘍の迅速な診断、手術加療を行っています。その他様々な腫瘍に対しても手術加療を行っています。
・腎臓内科と連携し、血液透析導入予定の方に内シャント造設術を行っています。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 24 3.50 5.10 0.00% 74.50
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー 処置2:ガンマグロブリン(4) 副傷病なし 20 20.60 16.16 10.00% 69.25
010060x2990201 脳梗塞 3日以内かつJCS10未満 手術なし 処置1なし 処置2:脳血管疾患等リハ等(2) 副傷病なし RankinScale0~2 15 15.27 16.16 20.20% 75.20
010080xx99x001 脳脊髄の感染を伴う炎症 手術なし 処置2なし 副傷病なし 15歳以上 14 12.00 12.09 14.29% 55.29
010060x2990401 脳梗塞 3日以内かつJCS10未満 手術なし 処置1なし 処置2:ラジカット(4) 副傷病なし RankinScale0~2 13 13.08 16.18 30.77% 75.08
【前庭機能障害】神経疾患の鑑別を行ったうえで、耳鼻科的評価をしていただきます。おう吐などの症状が強ければ安静を維持し、軽ければ早期退院を目指すなど症状に応じて対応します。
【てんかん】抗てんかん薬により速やかに発作を抑制、治療します。できるだけ速やかに脳波検査を行い、病態の評価に努めます
【脳梗塞】急性期治療は抗血栓剤及び、リハビリテーションを早期に開始します。食事ができない状態であれば点滴や経鼻栄養を行い、嚥下ができるようになれば、徐々に食事内容を上げていきます。急性期治療終了後は、必要に応じ回復期リハビリテーション病院へ速やかに紹介し、継ぎ目のない治療を行います。
【脳脊髄の感染を伴う炎症】現病歴や神経所見から疑われた場合、速やかに脳脊髄液検査を行い、疑われる病態すべてに関し、遅滞なく治療を開始します。また自己免疫性脳症が疑われる場合には、研究機関に自己抗体測定を依頼します。けいれんや肺炎、尿路感染などの合併症に対しても、抗けいれん剤、抗生物質などの使用により全身状態の悪化を防ぎます。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 77 11.96 12.58 5.19% 76.79
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1なし 処置2:人工腎臓(1) 副傷病なし 31 10.13 14.21 16.13% 72.68
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 処置2なし 20 35.20 21.40 10.00% 69.75
180010x0xxx0xx 敗血症 1歳以上 処置2なし 19 14.47 19.01 5.26% 77.11
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 副傷病なし 18 14.00 12.05 16.67% 71.44
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症
 急性腎盂腎炎のために入院となった患者さんを多く含みます。女性、特に高齢女性に多いですが、排尿障害が基礎にある高齢男性も含みます。

110280xx99010x 慢性腎炎症候群 手術・処置2あり
 慢性腎臓病から血液透析が必要となった患者さんです。当院の透析室は規模が小さいので、血液透析の導入だけを行って、慢性維持透析は他の専門施設に紹介となります。血液透析導入目的だけでの入院は比較的入院期間が短くてすみます。

110260xx99x0xx ネフローゼ症候群
 大量の蛋白尿が出て、低蛋白血症となり、浮腫や高コレステロール血症を起こした場合がネフローゼ症候群です。長期大量のステロイド治療が必要であったり、難治性の糖尿病性腎症からのネフローゼ症候群であったりして、入院期間が長くなる傾向があります。

180010x0xxx0xx 敗血症
 腎臓内科に入院される敗血症の患者さんは、多くが急性腎盂腎炎に続発した敗血症です。腎臓は血流が多いため、急性腎盂腎炎になると血液中に細菌が入り込み敗血症に進展することが多いです。高齢で全身状態が良くない人も多いので、入院期間が長期となる傾向があります。

110280xx99000x 慢性腎炎症候群 手術・処置なし
 何らかの慢性腎炎症候群の検査や治療のために入院された患者さんです。ステロイド治療などを行う必要があったり、高齢で合併症があったりして、長期入院となる患者さんもおられます。
乳腺・内分泌外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx01x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術等 処置2なし 65 11.31 10.59 0.00% 64.66
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 処置2なし 34 8.26 6.23 0.00% 61.26
090010xx99x8xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 処置2:パージェタ(8) 21 4.38 5.34 0.00% 77.05
090010xx99x4xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 処置2:ジェムザール等(4) 18 2.06 4.28 0.00% 57.00
090010xx97x40x 乳房の悪性腫瘍 その他の手術 処置2:ジェムザール等(4) 副傷病なし 17 3.18 6.54 0.00% 58.71
新規乳癌手術は95例に100件の手術が施行されました。このうち両側乳癌症例は5例でした。術式の内訳は乳房部分切除術が43件、乳房切除術が42件、全乳腺切除/乳房再建術が15件(広背筋再建1件、DIEP-flap2件、人工物再建12件)でした。乳房温存率は43%であり、乳房部分切除より乳房切除術の方が多い結果でした。初回の化学療法は原則として入院で行い、中心静脈ポートも積極的に留置しています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 56 8.30 8.98 0.00% 73.70
080010xxxx0xxx 膿皮症 処置1なし 48 9.44 12.51 2.08% 72.42
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 処置1なし - - 12.51 - -
080090xxxxxxxx 紅斑症 - - 10.07 - -
080140xxxxx2xx 炎症性角化症 手術・処置等2 2あり - - 2.86 - -
当科では帯状疱疹、膿皮症(蜂窩織炎など)がそれぞれ第1位、2位の疾患である。加齢に伴う免疫力の低下が誘因となっていると考えられる。
第3位の薬疹、中毒疹は薬剤あるいはそれ以外に原因で広範囲に出現した皮疹の治療をしている。多発性、汎発性の病型に対してステロイドミニパルス療法を施行している。
第4位の紅斑症は重症の薬疹などの治療をしている。
第5位の炎症性角化症(乾癬)は本来難治性の疾患であったが、近年、著効を示す生物学的製剤が使用できるようになり、その治療のために患者数が増加している。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 その他の手術 処置2なし 35 8.40 11.87 2.86% 70.83
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 処置2なし 副傷病なし - - 10.08 - -
160450xx99x00x 肺・胸部気管・気管支損傷 手術なし 処置2なし 副傷病なし - - 8.98 - -
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等 処置2なし - - 10.36 - -
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし - - 3.43 - -
主な疾患は、肺がんを中心に、気胸、縦隔腫瘤などです。また、あまり一般的な病院が診ないような膿胸なども診察いたします。基本的には、一般胸部外科領域の疾患であればなんでも診察いたします。
月曜日の午後、金曜日の午後に診察しておりますが、救急対応は適宜行っております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 74 16 34 59 16 39 1 8,7,6
大腸癌 31 36 46 55 64 33 1 8,7,6
乳癌 45 45 24 - 36 52 1 8,7,6
肺癌 25 21 54 196 105 21 1 8,7,6
肝癌 22 14 - - 50 160 1 8,7,6
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院は大阪府のがん診療拠点病院の認定を受け、手術、化学療法、放射線治療と各種がん治療に力を注いでいます。
平成29年度より呼吸器外科が新たにスタートし肺癌の手術が出来るようになりました。
また放射線治療においては通常の高エネルギーX線治療を基本とし、今後は体幹部定位放射線治療などの高精度治療も当院で受けて頂けるよう準備を進めています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 37 10.30 57.76
中等症 186 13.81 80.49
重症 33 18.94 83.55
超重症 11 16.91 84.91
不明
15歳以上で最も医療資源を投入した傷病名が040070(インフルエンザ、ウイルス性肺炎)、040080(肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎)に該当する症例が対象となります。また重症度の評価は、A-DROPスコアを合計したものです。
A(Age):男性70歳以上、女性75歳以上
D(Dehydration):BUN 21mg/dl以上または脱水あり
R(Respiration):SpO2 90%以下(PaO2 60torr以下)
O(Orientation):意識障害あり
P(Pressure):血圧(収縮期)90mmHg以下
 軽症:上記指標をいずれも満たしていない 中等症:上記指標を1つまたは2つ有する 重症:上記指標を3つを有する 超重症:上記指標の4つまたは5つを有する
 当院での成人市中肺炎治療は、中等症の患者様が最も多くなっています。重症、超重症は、平均年齢が高いことから高齢者の方が多く、治療に多くの時間がかかり平均在院日数が長くなっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 57 20.72 79.53 29.41%
その他 11 16.91 78.18 27.27%
脳梗塞関連の発症時期別に症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計。急性期治療は抗血栓剤及び、リハビリテーションを早期に開始します。食事ができない状態であれば点滴や経鼻栄養を行い、嚥下ができるようになれば、徐々に食事内容を上げていきます。急性期治療終了後は、必要に応じ回復期リハビリテーション病院へ速やかに紹介し、継ぎ目のない治療を行います。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 等 921 0.59 1.01 0.00% 77.12
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 47 0.04 5.81 0.00% 68.96
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 15 0.20 5.00 0.00% 74.93
K224 翼状片手術(弁の移植を要する) 14 0.14 1.00 0.00% 78.86
K2684 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートなし) - - - - -
白内障手術は片眼1-2泊の短期入院を基本として、術後により良い見え方(Quality of Vision)を実現するために十分な術前検査と正確で低侵襲な手術を心掛けています。成熟白内障やチン氏帯脆弱などの難治例、また先進医療施行施設として多焦点眼内レンズを用いた白内障手術にも対応しています。水晶体・眼内レンズの脱臼例に対しては、主に眼内レンズの安定が良い強膜内固定術を行なっています。
増殖糖尿病網膜症・硝子体出血・網膜剥離・黄斑上膜・黄斑円孔など、目の奥(網膜、硝子体)の疾患に対しては硝子体手術を行なっています。高速カッターを備えた硝子体手術装置にて、広角観察システムを併用して小さな傷口から手術を施行しています。
緑内障は点眼で十分に眼圧が下がらない場合に手術を施行しています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 291 1.08 1.33 0.34% 74.09
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 113 1.28 8.68 0.88% 76.84
K654 内視鏡的消化管止血術 57 1.04 10.91 10.53% 72.07
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 51 1.04 4.47 0.00% 72.80
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 50 4.64 16.54 12.00% 77.38
消化器内科では、肝臓癌・胃癌・大腸癌・膵臓癌・胆管癌などの悪性疾患、胃十二指腸潰瘍・腸閉塞・胆管炎・膵炎・大腸憩室炎・憩室出血などの急性疾患、肝硬変・炎症性腸疾患などの慢性疾患に幅広く対応しています。
消化器外科・放射線科との緊密な連携のもと、診断・治療を行っています。
肝臓癌は、外科的手術の他、エコーガイド下のラジオ波治療、血管カテーテルを用いた肝動脈塞栓術を行っています。
大腸ポリープや早期の胃癌・大腸癌は、内視鏡的に切除しています。
進行癌に対する化学療法・分子標的薬治療も年々進歩しています。
消化管出血・胆管結石に対しては、内視鏡的治療で迅速に対応します。
消化器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 127 1.35 5.58 0.00% 63.46
K672-2 鼠径ヘルニア手術 70 1.14 2.21 0.00% 71.53
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 58 0.98 2.17 0.00% 66.95
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 等 50 0.38 4.70 0.00% 38.14
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 50 5.74 11.42 0.00% 75.10
消化器外科は北摂2次医療圏の外科中核病院として、がん診療を中心に診療していますが、ヘルニアなどの良性疾患に対しても専門外来を設け、積極的に対応しています。平成30年の総手術件数822例、全身麻酔症例が691例であり、うち腹腔鏡手術は458例になされています。がんの手術は、胃がん54例、結腸がん75例、直腸がん43例、肝がん(原発生、転移性)46例、膵がん14例、胆道がん16例でした。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(膝) 等 116 1.97 20.92 34.48% 75.50
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 82 3.73 21.82 54.88% 82.73
K0811 人工骨頭挿入術(股) 39 4.90 18.51 74.36% 81.31
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 36 2.00 6.78 22.22% 63.69
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 33 2.73 19.64 18.18% 75.64
平成30年度の手術件数は662件であった。人工関節は121件で膝関節が81件、股関節が40件であった。脊椎手術件数は頸椎が19件、腰椎が66件で、頸椎手術症例は麻痺例が多く、転院率が高かった。大腿骨近位部骨折手術件数は95件で人工骨頭が42件、骨接合術が53件で、高齢であることから転院率が高かった。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 119 1.34 4.95 0.84% 73.67
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 61 0.62 7.54 1.64% 70.51
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 42 1.45 4.31 0.00% 61.60
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 25 1.84 9.76 0.00% 70.32
K841-5 経尿道的前立腺核出術 21 1.38 6.95 0.00% 75.29
当科における外科治療は尿路性器悪性腫瘍、尿路結石、下部尿路通過障害、上部尿路通過障害に対するものが多くを占めております。
最も多かったのは膀胱癌に対する経尿道的内視鏡手術でした。その他、尿路結石に対する経尿道的手術(上記の他にレーザー以外の砕石装置使用例もあります)、前立腺肥大症に対する経尿道的手術(そのうち多くが核出術)が上位を占めています。腎・尿管の摘出術の大半は腹腔鏡下(または後腹膜鏡下)におこなっております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 71 0.21 1.04 0.00% 74.97
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 33 0.67 1.52 0.00% 67.94
K610-3 内シャント設置術 31 0.35 2.32 0.00% 72.23
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 等 20 0.50 1.45 0.00% 78.80
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) 12 0.33 1.33 0.00% 69.08
・地域の眼科開業医の先生方や、当院の眼科と連携し、眼瞼下垂、眼瞼内反症をはじめとした眼瞼・眼窩関連疾患を数多く扱っています。
・下肢静脈瘤に対しては大伏在静脈が原因の症例は高周波(ラジオ波)による血管内焼灼術をメインに施行しております(症例によっては静脈抜去術)。小伏在静脈が原因の症例は高位結紮を主に行い、症例によっては外来で硬化療法を追加します。
・皮膚科と連携し、皮膚悪性腫瘍の迅速な診断、手術加療を行っています。その他様々な腫瘍に対しても手術加療を行っています。
・腎臓内科と連携し、血液透析導入予定の方に内シャント造設術を行っています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K872-3 子宮内膜ポリープ切除術 等 57 0.58 1.04 0.00% 42.30
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 47 0.94 5.26 0.00% 52.60
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 31 1.10 6.84 0.00% 32.26
K867 子宮頸部(腟部)切除術 30 0.87 1.00 0.00% 43.23
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 26 1.00 5.42 0.00% 48.73
当科では、子宮内膜ポリープ、子宮粘膜下筋腫に対する子宮鏡手術や、卵巣良性腫瘍、子宮筋腫等に対する開腹手術と腹腔鏡下手術を行っています。悪性疾患については、子宮頸部異形成に対する子宮頸部円錐切除術や、卵巣癌・子宮体癌に対する手術療法を行っています。
耳鼻いんこう科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 54 1.00 4.67 0.00% 24.37
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 47 1.00 3.94 0.00% 59.79
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) 38 1.00 3.89 0.00% 57.55
K347 鼻中隔矯正術 17 1.00 2.88 0.00% 39.35
K3191 鼓室形成手術(耳小骨温存術) 等 10 1.00 3.30 0.00% 57.40
耳鼻いんこう科領域の手術を数多く行っております。内視鏡下鼻・副鼻腔手術については、ご希望の患者さんには3泊4日の短期入院で手術を行っており、件数も大阪府下でもトップクラスとなっております。また、甲状腺、耳下腺、顎下腺など、頸部腫瘍の手術も、年間約40件行っております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 等 71 0.55 2.13 1.41% 72.70
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 18 4.17 8.72 0.00% 80.28
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 16 3.50 3.63 0.00% 66.00
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 13 0.15 13.62 7.69% 75.46
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 12 1.08 3.33 0.00% 75.25
1)K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他)
多くの場合、外来患者さんが対象で、虚血性心疾患(狭心症、無症候性心筋虚血、陳旧性心筋梗塞)の原因となる冠動脈狭窄に対して、1泊2日入院を原則に、冠動脈ステントを留置して狭窄を拡張します。急性心不全で緊急入院された患者でも、心不全治療後の冠動脈造影検査で狭窄・閉塞が原因と判明したときは、同じ入院中に引き続き冠動脈ステント治療をすることで、患者さんの再入院負担がないようにしています。
2)K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極)
めまい・ふらつきがある徐脈性不整脈(洞不全症候群、房室ブロック)に対して、恒久的ペースメーカーを局所麻酔で鎖骨下の皮下に植え込みます。外来患者さんの場合は、手術前日に入院、植え込み術後約1週間で退院です。急性心不全で緊急入院され、その原因が徐脈であると判明した場合は、心不全治療に並行してできるだけ早期にペースメーカー治療も同時に行います。
3)K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺)
心房細動に対するカテーテル治療で、心腔内エコーを用いて心房中隔穿刺を行い、カテーテルアブレーションを行います。心房細動が治療できれば、脳卒中(心原性脳塞栓)の予防や心不全の治療に有効です。
4)K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞)
急性心筋梗塞で救急入院された場合は、来院後直ちに緊急冠動脈造影検査を行い、90分以内を目標に閉塞した冠動脈の再開通と冠動脈ステント留置による救命治療を行っています。
5)K616 四肢の血管拡張術
下肢動脈に高度狭窄や閉塞のあるASO(閉塞性動脈硬化症)の患者さんに対して、末梢血管用のバルーンやステントを用いて腸骨動脈や下肢動脈を拡張し、間欠性跛行や下肢虚血を改善します。
乳腺・内分泌外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 36 1.03 7.86 0.00% 66.94
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 34 1.15 6.12 0.00% 61.26
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 25 2.08 4.92 0.00% 58.88
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 15 1.73 10.33 0.00% 71.20
K4768 乳腺悪性腫瘍手術(乳輪温存乳房切除術(腋窩郭清を伴わない)) - - - - -
新規乳癌手術は95例に100件の手術が施行されました。このうち両側乳癌症例は5例でした。術式の内訳は乳房部分切除術が43件、乳房切除術が42件、全乳腺切除/乳房再建術が15件(広背筋再建1件、DIEP-flap2件、人工物再建12件)でした。乳房温存率は43%であり、乳房部分切除より乳房切除術の方が多い結果でした。初回の化学療法は原則として入院で行い、中心静脈ポートも積極的に留置しています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 16 1.00 7.25 0.00% 72.31
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) - - - - -
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) - - - - -
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) - - - - -
K5141 肺悪性腫瘍手術(部分切除) - - - - -
肺の腫瘍を中心に、胸壁、縦隔の腫瘍、また良性疾患で言えば自然気胸、膿胸などがメインですが、一般胸部の疾患であれば出来る限り対応していきます。
手術は胸腔鏡手術を第一として、低侵襲手術を心がけております。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 12 11.00 20.25 25.00% 70.75
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) - - - - -
K269 虹彩整復・瞳孔形成術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K596 体外ペースメーキング術 - - - - -
血液透析に備えての内シャント造設術は形成外科に行って頂いています。
内シャントの造設が間に合わなかった場合などに腎臓内科入院中に作製してもらう場合があります。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 15 0.14%
180010 敗血症 同一 40 0.37%
異なる 14 0.13%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 29 0.27%
異なる - -
この指標は、医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも発症率を減らすべきものとして、播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症について、医療資源病名と入院契機病名との同一性の有無を区別して、対象患者数と発症率を示したものです。『同一』とは入院契機病名と医療資源病名が同じであることを指しています。また『異なる』とは入院契機病名と医療資源病名が違う事を指しています。

播種性血管凝固症群(DIC)を資源病名とする症例では、入院後に発症している症例の方が多いことがわかります。
敗血症を資源病名とする症例は、敗血症治療目的で入院される方が多いですが、入院後に発症し敗血症の治療を行うこともしばしあります。
手術・処置の合併症を資源病名とする症例は、手術や処置を行い退院した後に手術や処置に関わる合併症の治療を目的に入院する症例の方が多いことがわかります。
それぞれの疾患の発生率は、全体の0.4%以下です。
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