副院長 森山康弘
部長 片岡良久
副部長 大塚正恭
副部長 柴田 大
血液内科は2019年4月より常勤4人体制となっており、当院内科の中では比較的大きい規模です。病棟には無菌室2床を含む約30床で治療を行っています。取り扱う疾患は悪性リンパ腫、急性白血病、多発性骨髄腫などの造血器腫瘍のほか、再生不良性貧血、ITPなども豊富に経験できます。とくに悪性リンパ腫(非ホジキンリンパ腫+ホジキンリンパ腫)の延べ入院件数は公表されている直近の2018年度で302件で、大阪府下では7番目となります。また、2019年5月から大阪大学医学部附属病院に続き北摂地域で2番目となる放射免疫療法(ゼバリン)可能施設となっています。
血液内科は特殊な領域と思われがちですが、不明熱や貧血の鑑別はどの内科領域でも必要となりますし、悪性リンパ腫は多様な症状で初診外来を受診します。したがって、基本領域として内科を選択した専攻医には診断、検査結果の評価から代表的な治療までを経験していただきます。
またサブスペシャリティ研修においては大阪大学血液腫瘍内科とも連携をとり、同種造血幹細胞移植の経験やさらには研究への道もひらけています。また、通常、近隣施設である市立豊中病院との間でたすき掛け研修が可能です。
同種移植や今後行われるCAR-T療法については大阪大学で経験いただきます。
血液内科に興味がある方も、他の内科のサブスペシャリティを志望される方も一緒に楽しさをお伝えできればと思います。
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