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大学医学部を卒業し、医師国家試験を受験して医師免許を取得すれば、医師になることができます。
しかし、医師として診療に従事するには、医師免許を取得後、２年以上の臨床研修を受けなければなりません。
臨床研修とは医師免許取得後に行う初期研修のことで、指導医等のもとで実際に診療を行いながら医師としての基本的な手技や知識などを身につけるものであり、医師の教育において非常に重要なものとなっています。
臨床研修を受ける医師（初期研修医）は、厚生労働省が指定する病院（臨床研修指定病院）で臨床研修を受けなければなりません。
当院は、医科及び歯科の臨床研修指定病院として初期研修医を受け入れており、医師臨床研修制度の基本理念である「臨床研修は、医師が、医師としての人格をかん養し、将来専門とする分野にかかわらず、医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷又は疾病に適切に対応できるよう、基本的な診療能力を身につけることのできるものでなければならない。」との考えのもと、研修プログラムを設けて臨床研修を実施しています。
それに関し、特定非営利活動法人卒後臨床研修評価機構（ＪＣＥＰ）が臨床研修指定病院の研修プログラムについて、訪問調査を通して教育的評価を行い、基準を満たした病院に対しては認定証を発行しています。
当院は、平成３０年（２０１８年）４月１日からＪＣＥＰの認定病院となっており、令和４年４月１日付けで認定が更新されています。
今後とも、臨床研修機能の充実を図ってまいります。
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