当院整形外科は近隣の病院やクリニックと連携し、手術が必要な患者様をご紹介いただいて診療に当たっています。
中でも上肢領域は上肢・手の外科を専門とする2名の医師を中心に、年間300例以上の上肢手術を実施しています。またリハビリテーション科とも綿密に連携し、個々の 患者さんに応じた最良の術後リハビリテーションが提供できるよう努めております。当院でよく治療を行っている上肢領域の代表的な疾患を以下に紹介いたします。
お困りの症状がある患者様は、まずはお近くの整形外科を受診してご相談ください。
手根管症候群
肘部管症候群
手根管症候群では親指から薬指に、肘部管症候群では薬指と小指にしびれが出現します。
進行とともに手先を使った細かい動作がしにくくなります。 いずれも神経の圧迫が原因です 。
ばね指
代表的な腱鞘炎の一つで、指の付け根に痛みが出現し、指を深く曲げられない、指がガクッとする、指を曲げると伸ばせなくなるなどの症状がみられます。
放置すれば手指の関節が固まって動きが悪くなる(拘縮)ことがあります。
ドケルバン病
母指CM関節症
いずれも手首の親指側に痛みが出現します。
ドケルバン病は親指を伸ばす腱に沿った炎症(腱鞘炎)、母指CM関節症は親指の付け根の関節の炎症(変形性関節症)が原因です。
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