2022年2月から稼働を開始した手術支援ロボット「ダビンチX」について、前立腺がんと大腸がんのロボット支援下手術(ダ・ヴィンチ手術)のご案内をさせていただきます。
ダビンチサージカルシステムの構成
術者が座って操作する操作部(サージョンコンソール)
上記①と連動して手術操作を行うアームが装着されているロボット部(ペイシェントカート)
光学系を統合するモニター部(ビジョンカート)
術者は①の操作部で3Dモニターを見ながら遠隔操作で装置を動かします。医師の操作は②のロボットと連動し、医師は患者さまに触れることなく手術が行われます。
また、サポート医師や看護師は、③のモニターを見ながら、術者のサポートを行います。
手術支援ロボットを用いた手術は、2012年に前立腺がんに対して保険収載されて以降、現在は、大腸がん、胃がん、婦人科疾患に対しても実施されています。
病状の進行具合や併存症の状態によっては手術支援ロボットを用いた手術「以外」の治療法がふさわしい場合もありますので、詳しくは担当医とご相談ください。
Copyright(C) Ikeda Municipal Hospital Rights Reserved.