小児科では日帰り入院での経口負荷試験を毎週火曜日に実施しています。2022年は年間29人実施しました。
基本的には漸増摂取法で30分ごとに4~5回の負荷を行っています。重症患者の場合は1時間毎に3回の負荷を行ったり、消化管アレルギーの方には1回の負荷を行うなど、症例に応じてアレンジしています。基本的にはどんな食物であっても希望があれば試験を実施しています。
2022年に試験を実施した食物、また、実施した方の年齢は以下の通りです。
小児科を受診していただき、食物経口負荷試験の内容や実施日を相談して予約を取っていただきます。長期休暇中は希望者が多いので、長期休暇中の実施を希望される場合は早めの受診をお勧めします。ゆでたまご、小麦(うどん)、牛乳など、主立った食品は当院の栄養管理科で用意します。用意できない食品の場合は持参していただきます。
入院のスケジュール
午前8時30分 | 外来 体調に問題がないか、外来にて診察します。 |
午前9時30分頃 | 入院・病棟 病棟で食物経口負荷試験を開始。症状を認めれば中断して治療を行います。 |
午後0時頃 | 昼食 患児の食物アレルギーに応じて用意されます。 |
午後1時~午後2時頃 | 経過観察・方針説明 アレルギー症状が起きないか経過を観察しながら、今後の食物摂取の方針について説明します。 |
午後2時~午後3時頃 | 精算後退院 症状がなく、入院費用の精算が完了したら退院です。 症状が持続している場合は1泊していただく場合があります。 |
乳幼児の患者さまがリラックスして試験を実施できるように、プレイルームを使用しており、大変ご 好評をいただいております。ただし、コロナ禍を受け、感染防止対策のため遊具はあまり置いていない ので持参していただいています。また、試験中は他の患者さまには利用を遠慮していただいています。
(病室も用意しています。)
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