臨床研修医
・専攻医

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看護部

腎臓内科

腎臓内科

午前 今中
腹膜透析外来
山本
腹膜透析外来
梶原 西村
午後 安田 山本 腹膜透析外来

予約以外の外来患者さんの診察は、月曜日午前(今中)に行っています。腎生検は入院の上で月曜日午前と木曜日午前に行っています。

紹介状をお持ちでなく当院内科系診療科を初めて受診される場合、原則として総合内科で問診・診察し、必要に応じて後日の各専門内科外来に引き継がせていただきます。

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診療内容

 検尿異常や腎機能障害、ネフローゼ症候群、急速進行性腎炎症候群などについて、適応があれば積極的に腎生検を行い、早期の診断および治療介入に努めています。
 糖尿病性腎臓病や腎硬化症などによる慢性腎臓病については、教育入院と地域連携パスを用いて病診連携を推進し、透析予防はもちろん心血管病などの合併症を予防して健康寿命を伸ばせるよう全人的医療に努めています。
 腎代替療法としては、腹膜透析と入院中の血液透析を担っており、腎移植をご希望の方には適切なタイミングで移植施設を紹介しています。なお、血液透析導入後の維持透析につきましては近隣の施設を紹介しています。
 その他、急性腎不全、多発性嚢胞腎なども積極的に診療しています 。

主な疾患

検尿異常(蛋白尿・血尿)、腎機能障害、慢性腎炎症候群( IgA腎症など)、糖尿病性腎臓病、腎硬化症、ネフローゼ症候群(微小変化型ネフローゼ症候群、膜性腎症など)、顕微鏡的多発血管炎、多発性嚢胞腎などを多く診療しています 。

2023年度診療実績

種別件数
腎生検36件
慢性腎臓病教育入院35件
血液透析導入30件
腹膜透析導入 12件
リツキシマブ投与入院16件
急性腎不全15件
IgA腎症に対するステロイドパルス入院7件
多発嚢胞腎に対するトルバプタン導入入院2件

医療機関の先生方へ

 現在、75歳以上の2人に1人が慢性腎臓病と言われています。重症化・透析予防のためには早期からの地域連携・多職種連携による介入が有用とされ、そのために当院では 慢性腎臓病の教育入院と地域連携パスを運用しています。慢性腎臓病の紹介基準に該当する患者さまがいらっしゃいましたら是非ご紹介下さい 。
 2022年より腹膜透析を開始し、透析導入された方の約30%が腹膜透析を希望されました。腎不全の在宅医療として、今後ますます必要性が 増してゆくと予想されており、地域連携をより深めて参りたいと考えていますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 検尿異常や腎機能障害を指摘された患者さま、ネフローゼ症候群や急速に腎機能が悪化している患者さまも是非ご紹介をお願いします。なお、腎臓内科医が診察していない日もありますので 、円滑な診療のためにご紹介に際しては必ず地域医療連携室を通して予約をお取りくださいますようお願いいたします。

施設認定

・日本腎臓学会認定教育施設
・日本透析医学会認定施設
・身体障害者(じん臓)指定医 在職
・難病指定医 在職

スタッフ

名前 役職 専門・担当 資格・認定・所属学会等 スタッフ画像
山本 聡子
(やまもと さとこ)
内科(腎臓内科)部長
兼 人工透析センター室長
腎臓疾患 ●日本内科学会【総合内科専門医】
●日本腎臓学会【専門医・指導医】
●日本透析医学会【専門医】
●日本腹膜透析医学会【認定医】
●日本プライマリ・ケア連合学会【プライマリ・ケア認定医・指導医】
●臨床研修指導医
●難病指定医
●緩和ケア研修会 修了
●大阪大学【医学博士】
[所属学会]
日本アフェレシス学会
日本糖尿病学会
西村 賢二
(にしむら けんじ)
内科(腎臓内科)副部長 腎臓疾患・透析 ●日本内科学会【認定内科医・総合内科専門医】
●日本腎臓学会【専門医】
●日本透析医学会【専門医・指導医】
●日本腹膜透析医学会【認定医】
[所属学会]
日本アフェレシス学会
安田 聖一
(やすだ せいいいち)
医長 腎・電解質異常疾患 ●日本内科学会【認定内科医】
●大阪大学【医学博士】
[所属学会]
日本腎臓学会
日本透析医学会
今中 友香
(いまなか ともか)
専攻医 腎臓疾患一般 ●緩和ケア研修会 修了
[所属学会]
日本内科学会
日本腎臓学会
李 佳禧
(い がひ)
専攻医 腎臓疾患一般 ●緩和ケア研修会 修了
[所属学会]
日本内科学会
日本腎臓学会
日本透析医学会

学術業績

(2020年4月1日-2021年3月31日)
市立豊中病院などと協力して「北摂腎疾患座談会」を開催している。2020年11月7日に第29回北摂腎疾患座談会を開催した。その他、論文を発表し、各種学会・研究会に発表を含めて参加している。

原著

著者 題名 雑誌名・巻号
Aoki D, Kajiwara N, Irishio K, Kato Y,
Suezaki S, Kageyama M, Misago M,
Tamai D, Nakao S, Ueoka T, Ito M,
Murakami S
Withdrawal of glucocorticoid therapy is
difficult in women with polymyalgia
rheumatica: An observational study
J Int J General Med 1 4: 6417 6422,2021
Wakabayashi K, Yamamoto S, Hara S,
Okawara M, Teramoto K, Ikeda N,
Kusunoki Y, Takeji M
Nivolumab induced membranous
nephropathy in a patient with stageⅣ
lung adenocarcinoma
CEN Case Rep, 2021 May;11(2):171 176

学会発表

発表者 演題名 学会名、会場、日時
西村 賢二、新川 由里、鬼追 美也子、
山本 聡子
腹膜透析はじめました
~シームレスな地域連携を目指して~
第 28 回日本透析医学会学術集会・総会
岡山コンベンションセンター
2022/11/27
谷口 裕郁、藁田 明希、西村 賢二、
梶原 信之、山本 聡子
肺MAC症の経過観察中にMPO-ANCA陽性急速進行性糸球体腎炎を発症し、ステロイドとリツキサンにて治療を行った1例 第239回日本内科学会近畿地方会
大阪国際交流センター/WEB
2023/03/04
今中 友香、藁田 明希、西村 賢二、
梶原 信之、山本 聡子
イコデキストリン含有透析液による徐水困難により、4.25%ブドウ糖含有透析液による自動腹膜透析を行った1例 第239回日本内科学会近畿地方会
大阪国際交流センター/WEB
2023/03/04

研究会・講演会発表

発表者 演題名 研究会、会場、日時
山本 聡子 腹膜透析はじめました
~みんなで腹膜透析さんを支えよう~
地域ケア連携会
WEB
2022/05/13
山本 聡子 腎臓病診療に期待される看護の力 大阪府看護協会 府北西支部
国立循環器病センター/WEB
2023/02/24

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市立池田病院 072-751-2881