臨床研修医
・専攻医

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看護部

循環器内科

循環器内科

午前 永井
北川
田中
北川
古川
二宮
永井
北川
井手本
午後 永井
河村
太田垣
(ASO)
二宮 永井
カテーテルIC外来
ペースメーカ
外来
(最終週)

学会や出張等により担当医が休診または代診となる場合もありますことをご了承下さい。

※平成18年1月より、午後の一般診療は廃止しました。午後の診療は予約診察のみです。
※ペースメーカー外来は最終週のみです。
【予約・紹介制】
当科の診療は、予約のある再診患者様、または、紹介状をお持ちの初診患者様のみとさせていただきます。

紹介状をお持ちでなく当院内科系診療科を初めて受診される場合、原則として総合内科で問診・診察し、必要に応じて後日の各専門内科外来に引き継がせていただきます。

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診療内容

 循環器内科は、心不全、心筋梗塞、不整脈、血管疾患など急性期疾患全般に対応しています。SIEMENS社製の心血管造影装置を用いて冠動脈や末梢動脈のカテーテル治療を安全に行い、3次元マッピングCARTOシステムも常にversionを更新し心房細動を始め頻脈性不整脈に対するカテーテルアブレーションを行っています。またECMO(経皮的心肺補助装置)も導入されているので、重症心不全/重症呼吸不全症例など、呼吸循環動態不安定な症例にも対応可能となっています。診断においても、心臓CT/CTA、心臓MRI/MRA、各種心筋シンチおよび動静脈エコーや負荷エコーなど、非侵襲的検査も充実しています。
 冠動脈バイパス術・弁形成術/人工弁置換術・大動脈ステントグラフトなどの手術が必要なケースは、大阪大学心臓血管外科および国立循環器病研究センターと連携をとっています。

主な疾患

虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)

冠動脈ステント治療(PCI)は47件で、急性冠症候群(急性心筋梗塞、不安定狭心症)に対する緊急PCIは11件でした。心筋虚血評価のために、冠動脈造影時のFFR測定や、外来での負荷心筋シンチも積極的に行っています。

狭心症治療 経皮的冠動脈形成術

 

不整脈治療

アブレーションは心房細動30件、心室頻拍2件ほか計36件、ペースメーカー植込術は17件に行いました。植込型長期心電モニター(ICM)により高度な徐脈や頻脈発作が判明した5例にペースメーカーやアブレーション治療を行いました。低侵襲なペースメーカー治療としてリードレス・ペースメーカーも2024年度から開始予定です。

不整脈治療

 

末梢動脈疾患、閉塞性動脈硬化症(ASO)その他

末梢動脈領域の血管内治療(EVT)は19例で、3例は重症下肢虚血(CLI)患者さまでした。下肢動脈領域以外では、鎖骨下動脈や腎動脈のEVTも行っています。血管エコーは例年2,700件以上行っています。

閉塞性動脈硬化症(血行再建)

 

心不全・弁膜症

高齢化と共に大動脈弁狭窄症と僧帽弁閉鎖不全症による心不全が増加しています。心エコーは例年4,000件以上行い、3Dエコーと負荷エコーも用いて、弁膜症ほか構造的心疾患の詳細な診断と重症度評価を行い、タイムリーな手術適応評価ができるように心がけています。

医療機関の先生方へ

 SIEMENS社のバイプレーン心血管造影システムを用いて、冠動脈ステント治療PCIや末梢動脈領域の血管内治療EVTを安全に行っています。CARTOシステムも更新を重ね、心房細動・心房粗動などの上室性頻脈や心室頻拍などの頻脈性不整脈のアブレーション治療やペースメーカー治療も積極的に行っています。重症例にはECMO(PCPS)を用い重症心不全や血行動態不安定な急性心筋梗塞や重症心筋炎患者さんの救命に努めています。
 当院の特徴として、心エコー(3Dエコー、ドブタミン負荷エコー)、動静脈血管エコー、心臓CT、CTアンギオ、心臓MRI、MRアンギオ、心筋シンチによる非観血的な検査が充実しており、虚血性心疾患や不整脈以外に心不全・弁膜症や大血管・末梢血管疾患にも幅広く対応可能です。
 血管内治療は、従来は冠動脈ステント治療PCIが中心でしたが、末梢動脈ステント治療EVTも着実に増加しており下肢動脈以外の血管内治療も開始しています。

施設認定

・日本循環器学会認定循環器専門医研修施設

スタッフ

名前 役職 専門・担当 資格・認定・所属学会等 スタッフ画像
永井 邦彦
(ながい くにひこ)
循環器内科主任部長 循環器疾患全般 ●日本循環器学会【専門医】
●日本内科学会【認定内科医・総合内科専門医】
●兵庫医科大学【臨床教育教授】
北川 元昭
(きたがわ もとあき)
循環器内科部長 循環器疾患 ●日本循環器学会【専門医】
●日本内科学会【認定内科医】
二宮 智紀
(にのみや とものり)
循環器内科副部長 循環器疾患 [所属学会]
日本循環器学会
日本内科学会
日本不整脈学会
古川 哲生
(ふるかわ てつお)
副部長 循環器疾患
(心不全・カテーテル治療・心エコー)
●日本循環器学会【専門医】
●日本超音波医学会【専門医】
●日本内科学会【認定内科医・総合内科専門医】
●認知症サポート医
●難病指定医
●心不全緩和ケアトレーニングコース(HEPT)受講
●下肢創傷処置・管理のための講習会 修了
[所属学会]
日本不整脈心電学会
井手本 明子
(いでもと あきこ)
循環器内科副部長 循環器疾患 ●日本循環器学会【専門医】
●日本超音波医学会【専門医】
●日本内科学会【認定内科医・総合内科専門医】
●認知症サポート医
●日本医師会【認定産業医】

田中 啓介
(たなか けいすけ)
医長 循環器疾患 ●日本循環器学会【専門医】
●日本内科学会【認定内科医・総合内科専門医】

学術業績

学会発表

発表者 演題名 学会名、会場、日時
小泉 遙、古川 哲生、田中 啓介、
井手本 明子、柴本 将人、二宮 智紀、
北川 元昭、永井 邦彦
肺高血圧症の精査過程で強皮症の可能性が疑われた1例 第235回日本内科学会近畿地方会
web
2022/3/12

原著

著者 題名 雑誌名、巻号
Tetsuo Furukawa,Isamu Mizote,
Tetsuya Shiraki,Kunihiko Nagai,
Toru Ohama,Shungo Hikoso,
Yasushi Sakata
Impact of the Academic Research Consortium for High Bleeding Risk Criteria on Predicting Unexpected Hospitalization Within 6 Months of Undergoing Percutaneous Coronary Intervention in Patients with Chronic Coronary Syndrome Jounal of Cardiovascular Intervension and Therapeutics(in revision)

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市立池田病院 072-751-2881